「九星気学は帝王学です!」
「吉方位に行って開運しましょう!」
巷では、気学家たちからこのような声が聞こえて来るかと思います。
九星気学は、確かに非常に実用的な学問なのですが、九星気学の本来の目的は一体何でしょうか。
九星気学の開祖・園田真次郎は、
”天地自然に行う道と作用とを研究し、利用して人類の福祉を増進するのが、家相哲学であり、方位哲学の使命である”
と言っています。
つまり、
九星気学を学び実践する目的は【社会貢献】だと言い換えることができます。
吉方位を取り、吉家相に住むことによって開運したとしても、
その幸運を社会に還元せずに、私欲を満たすのみであるならば、
いつかはその幸運も終わってしまうことでしょう。
九星気学を活用して運気を上げ、その幸運を利用して【社会貢献】することが九星気学の真の目的と言えます。
しかし、基本的な欲求が満たされなければ、人は本来の力を充分に発揮できず、
【社会貢献】という使命を全うすることができません。
後天定位盤には各九星が割り当てられていますが、欲という側面から後天定位盤を見ると、
以下のように欲を分類できます。
欲とは、天から与えられたものであり、
正しい方法に則って欲を満たすようにするならば、その人に幸福をもたらします。
”これらの欲を正しく満たすことも、九星気学の大きな役割なのです”
凶方位転居を繰り返し、凶家相物件に住んでいる限り、これらの欲を満たすことは難しいでしょう。
ですから、まずは吉方位を取り吉家相物件に住むことで、正しく欲を満たすことが大切です。
その上で、自らの才能を活かし【社会貢献】を実践することによって、
初めて本当の開運と言うことができます。
九星気学の本当の目的を知って活用する場合と、知らないで活用する場合では、
同じく九星気学を実践したとしても、その結果は大きく異なったものになるでしょう。
僕も九星気学を学び始めてから様々な人を見てきましたが、
やはり継続して開運ができている人は利他的な要素が強い傾向にあります。
逆に、自己中心的な考えの強い人は、凶方位や凶家相物件に引っ張られることが多いです。
九星気学が帝王学と言われる所以は、
”人としての道を正しく歩むことが、開運のためには最も大切な要素だから”
だと言えるでしょう。
是非皆さんも、本来の目的を意識して九星気学を活用し、
幸運な人生を掴み取っていただければ幸いです。
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